きょうだい育児の最初の壁

2014-08-04

 

 

きました。

 

・・・ついにやってきました。

 

 

何が・・・??

 

 

そう、お姉ちゃんの赤ちゃん返り!(正確に言うと赤ちゃん返りではないのですが、きょうだいができたことによる心の反応)

 

 

 

妹ちゃんが産まれてもうすぐ6ヶ月。

 

産まれる前から覚悟していたのに、蓋をあけてみたらビックリするくらい何もなくて。

 

とにかく妹ちゃんが かわいくて、かわいくて仕方ないお姉ちゃん。

 

妹ちゃんに嫌な顔されても、

大事なおもちゃや毛布をよだれでべちゃべちゃにされても、

眠くて仕方ない隣で大声で泣かれても、

大好きなパパとママが妹ちゃんに笑顔を向けて抱っこしていても、

 

妹ちゃんを傷つけたり 悪く言ったりすることは 絶対になくて

 

 

いつだって おもちゃを貸してあげて、べちゃべちゃにされた大事なものを呆れて見ていて

うるさくてもなんとか寝ようと頑張って、ママが笑えば隣に座って一緒に妹ちゃんに笑顔を向ける

 

 

そんなお姉ちゃんに

 

 

「この子は大丈夫」

 

 

と、いつしか私が甘えるようになっていたのかもしれない。

 

 

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ある日、保育園にお迎えに行っていつも通り荷物をまとめて階段に向かいました。

 

お姉ちゃんは先に下に降りて お友達と走り回っていました。

 

階段を下に降りていくと ちょうど走り回っている娘と目がぱちりと合いました。

 

 

すると突然、

 

「ママはまだこないでーーーーー!!!!」とこちらに向かって叫びました。

 

 

お姉ちゃんはコダワリやさん。

 

最初から最後まで頭の中で出来上がった <かたち> があって、その通りに事が運ばないとイヤ。

 

だからこんなことは日常茶飯事。

 

きっとこの時もお姉ちゃんの中では まだ私が降りていくタイミングではなかったのでしょう。

 

私はいつものことと気にも留めずいったんその場で止まりました。

 

 

いつもなら

 

「もっと後で来て!」「もう一回上に行って!」など自分の理想のかたちに沿わせようとするのですが

 

この日は

 

「いやーーーー!だめーーーー!!!!!!」  と叫びながら走り去ったと思ったら

 

頭を床に押し付けて、伏せた状態で泣き出しました。

 

 

「ママなんてやだー!」  「あっちいってー!」   「こないでー!!!」 「みないでー!!!」

 

 

と、聞いたこともないような叫び声をあげながら ひたすら大声で泣き叫びます。

 

 

どうしたの?と話しかけたり 近づこうとすると より一層 耳をつんざくような叫び声と泣き声が保育園中に響き渡り、周りのママや先生たちもびっくり。

 

 

私もさすがに戸惑いました。一体どうしちゃったの??

 

 

近づいては更に興奮させると思い、しばらく離れたところで気づかれないように見守っていました。

 

 

最初は 「やだー!」「こないで!」「ママなんてきらい!」「あっちに行って!!!」

 

と私を否定する言葉を吐きながら大泣きしていたのに

 

 

いつしか

 

「ママー ママー ママー・・・」と 枯れた声でしぼりだすように私を呼びながら

 

それはもう 本当に 本当に 悲しそうに泣いているんです。

 

 

まるで この世の終わりみたいに。

まるで 捨てられた子犬みたいに。

 

 

涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔をして、頭を床に打ち付けて、悲しみに暮れながら泣いている姿を見て 気づきました。

 

 

 

あぁ~・・・この子は 妹ちゃんが産まれて ずっとずっとずっと 我慢していたんだな~ と。

 

ずっと心に蓋をしていて、その気持ちが今 一気にあふれちゃったんだな~と。

 

 

そう思ったら私まで一緒に泣きたくなってきました。

 

 

ごめんね。ごめんね。ママがお姉ちゃんだと思って甘えてたね。

 

 

もっともっと 抱っこしたかったね。

 

もっともっと わがまま言いたかったね。

 

もっともっと 見てほしかったね。

 

 

ボロボロになって泣いている娘のそばに近づいて両手を広げると、べちゃべちゃになった顔を起こして

私にしがみついてきました。

 

 

私もぎゅっと強く抱きしめて、ひたすら背中をさすり続けました。

 

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でかたの違いはあれど、きょうだいができたことで経験する初めての気持ちや戸惑いや不安に、どう対峙していくか。

 

 

それはひたすら 愛情 しかない。

 

 

赤ちゃんに戻ったように甘えてきたり

下の子にいじわるしてみたり

反抗したり

できることも できないと言ってみたり

 

ただでさえ赤ちゃんのお世話に追われている親にとっては ほとほと困る、疲れる、イライラすることでしかないかもしれないけれど

 

 

上の子は 下の子が産まれて初めて経験する感情 不安や 戸惑い いらだち 悲しみ 嫉妬 それらを胸に抱え込んで どう処理していいかわからず それが色々なかたちで 表にでてくる。

 

 

けれど、望みは一つ。ほしいものは一つ。

 

 

下の子をいじめたいわけじゃない。ママを怒らせたいわけじゃない。

 

 

ただただ ママに愛してほしいだけ。こっちを向いていてほしいだけ。ママが大好きなだけ。

 

 

子供はいつだって ママの愛情を求めてる。

 

 

 

週末は 高齢ママの老体に鞭打って15Kgを抱っこして歩きつづけ

 

妹ちゃんはパパに預けて ぎゅっと抱っこして寝ました。

 

 

抱っこされて、嬉しそうなお姉ちゃんの顔。

 

そういえば久しぶりに見たな。

 

 

 

暑い夏に 抱っこの夏。

 

今年は厳しい夏になりそうだけど、それも振り返ればきっと一番幸せな夏なのかもしれない。

 

 

私にできることは愛をもって向き合うだけ。

 

愛情をそそぐことだけ。

 

 

あとはお姉ちゃんが自分で乗り越えるしかない。

 

 

ママと一緒に ゆっくり ゆっくり がんばろうね。

 

 

 

 

 

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